同じ保障を長く続けたいなら全期型

全期型（歳満了）の保険とは、更新型（年満了）の保険とは異なり、60歳までや65歳までと保障を必要と考える長い期間全体を保険期間とする保険です。

全期型保険は更新することができない

全期型の保険は、保障される保険期間が長い代わりに満期を迎えると更新することはできず、以降保障されることはありません。

全期型の保険料は満期を迎えるまで一定

全期型は、加入から満期を迎えるまでの保険料は一定となります。

一定であることから、長期の保険期間であっても満期を迎えるまでの保険料負担額がわかりやすく計画を立てやすい保険であるほか次のような特徴があります。

全期型は若いうちの保険料が高い

全期型は、更新型に比べ長い期間を保障するため若い頃の保険料が高くなります。

全期型の保険料は更新型よりも安くなる

更新型で40歳、50歳と更新を続け60歳までの保障を継続するしようとすると、50代になり大幅に保険料がアップするため、累積保険料では全期型の方が安くなります。

また、更新型の累積保険料が全期型の保険料を上回るのはおよそ50代中頃と予想できます。

このように短期間で保険料を比較すると更新型の方が良いように見えますが、長く保障を継続しようとした場合は全期型の方が有利になる場合があります。

全期型保険早わかり

全期型保険のメリットは、なんといっても累積保険料が安くなることです。ただし、期間が長いことや満期時に更新することができないため、数十年先のライフプランまで見通すことができたり、他の保険商品とのバランスをとりながら併用する必要がありそうです。