保険は大きな買い物ですから、きちんと考えてから加入したいですし、現状で必要ないと判断しているのに、しつこい勧誘にあうと面倒だなと頭を悩ませますよね。
そもそも、保険の勧誘を受けるつもりなんてなかったのに
- 突然の訪問や電話でアンケートを受けただけ
- 知り合いに少し相談したかっただけ
- 会社にくる保険外交員とあいさつ程度のちょっとした話しをしただけ
と、はじめは何の気なしの些細なことだったのに気付けば、断っても断っても、何度も家に来たり、電話がかかってきたり。
小さい子どもがいる家庭では、「やっと子どもが寝付いた頃に狙ったようにやってくる」なんてことも。
「絶対に押しには負けないぞ」と意気込みで保険屋さんの話を聞くだけであれば、有益な情報を収集することもできますが、そのまま、しつこい勧誘に時間を取られるのはもったいないですし、押しに弱いと正しい判断ができずに無駄な保険料を払うことになってしまうかもしれません。
考えるだけで憂鬱になりますね。
保険屋さんにもノルマがあるので、契約して欲しくて必死ですし、曖昧な返答をしていたら、加入の脈ありと押してくるのも当然です。
中には、保険に契約して欲しくてあの手この手を使ってくる保険屋さんもいるかもしれません。
そのような保険屋さんに注意しながら、不要な保険を契約しないように、信頼できない保険屋さんを通して保険契約をしないように上手に断るようにしましょう。
上手に断ることができれば、面倒な訪問販売や電話から解放されますし、何より無駄な時間を費やすこともありませんし、憂鬱な気分から解放されますよ。
こんな保険外交員には注意!あとで損する保険契約
保険外交員には、保険募集の際に行ってはいけない禁止事項が保険業法第300条で定められています。
もちろん、禁止事項ですからそもそもやってはいけないことなんですが、契約をとるためにそれらの行為を行っている保険屋さんもいるようです。
特に起こりがちな禁止事項とその他に注意すべき保険屋さんの特徴を紹介します。
告知の際に虚偽の申請を勧める外交員
保険契約の際、告知義務が発生します。ですが、持病があったり、過去に通院・入院歴があると契約が難しくなります。
そのため、虚偽の告知を勧めたり、告知の妨害をするような保険屋さんには、注意しましょう。
虚偽の告知によって、そのときは保険契約がうまくいっても、あとで必ず痛い目にあいます。
保険商品のデメリットを言わない外交員
新規の契約でも、見直しの場合でもそうですが、どんな良い保険商品であってもデメリットは存在します。
デメリットを言わないまたは、あなたが勘違いしてしまうような説明をする保険屋さんには注意です。
一般的な考えであれば、新しい保険のほうがメリットが大きいかもしれませんが、あなたにとっては、新しい保険のデメリットが致命的な場合もあります。
嘘や勘違いを見つけることは、なかなか難しいかもしれませんが、どんなに良い保険だと言われても気になるところやデメリット、疑問点は気が済むまで確認するようにしましょう。
保険料の割引や立て替えを申し出る外交員
こちらも保険業法で禁止されている行為です。
契約者の立場からすると、得をすることにはなりますが、禁止行為をするような外交員は信用できません。
もしかしたら、保険商品についての重要なデメリットのようにあなたにとって不利益になるような事実があるのかもしれませんので気を付けましょう。
質問に対して十分な回答をしてくれない外交員
- レスポンスが悪い
- 説明に違和感がある(疑問点に対して明確な回答がなくはぐらかす)
- 外交員ばかり話をしてこちらに話をさせない
このような特徴だと、頼りないと感じると思います。
外交員として十分な知識がないからだと思いますが、知識がなかったとしても信頼できる外交員であれば、きちんとこちらの話を聞いてくれますし、こちらの質問に対してわからない点があれば、持ち帰ってでもレスポンスよく回答をいただけるはずです。
少し多くなってしまいましたが、「あの保険屋さん、当てはまるな」と思ったら、ご注意ください。
しつこい勧誘を回避!上手な断り方
保険勧誘の断り方の基本は、きっぱりはっきりと「保険の勧誘は不要です。」と断ることです。
曖昧な返答をしていると契約の見込みがあると思われますので、不要なのであれば、早め早めに断ることが大切です。
とは言っても、なかなか上手く切り出せなかったり、どんなにはっきり断ってもしつこく家に来たり、電話があったりする場合もあるようです。
また、身内や友人から勧誘があるような場合は、とくに断りづらいということもあると思いますので参考にしてみてください。
どんなに断ってもしつこい場合
「本社や支社またはコールセンターへしつこく勧誘されていると苦情の連絡をする」
いきなり、最終手段ですが、どんなに断ってもしつこい勧誘がある場合には、この方法がもっとも有効です。
すでに同保険会社で保険契約がある場合には、担当者を変更することもできます。
友人からしつこく勧誘されている場合
友人からの勧誘であれば、「親戚が保険会社に勤めていて…」と言うのもよいですが、実際に保険に加入して保険を請求するようなことになった場合、病気のことや個人のあまり知られたくない情報を伝えないといけないことになるので、「友人だからこそ病気になったときに恥ずかしいことになるかもしれないから」といった断り方もありです。
それでも、しつこく勧誘してくるようであれば、少し友人としても疑問ですよね。
身内からしつこく勧誘されている場合
友人のときとは逆に「とても親しい友人が保険会社に勤めていて…」や「職場の付き合いですでに加入してます。」というのが良いかもしれません。
身内の場合でも「病気になったとき伝えにくいから」と言えないこともないですが、「身内だからどんな病気でも心配でしょ」と言われてしまうと、その後が断りにくくなるので、要注意です。
身内でも友人の場合でも、人間関係を壊しかねない勧誘の仕方をしてくるのであれば、開き直ることも必要です。きちんと主張を伝えるようにしましょう。
最後に保険勧誘の断り方でわかりやすい(おもしろい)ページがありましたので紹介しておきます。
眼中にない異性(保険外交員)から、結婚(契約)を前提につきあおう(何度か会う)と言い寄られたらどうされますか?
1.無視し続ける・着信拒否する
2.「もう絶対に連絡してこないでください」と強い口調できっぱりと断る(ご質問者はきっぱり断れれていると思いますが、まだ甘い可能性もあります)
3.彼氏(第三者の人)に代わりに断ってもらう
4.警察に訴える(保険会社にクレームの電話を入れる)引用元:Yahoo!知恵袋
まとめ
その気がないときの保険の勧誘ほど憂鬱なものはありませんし、しつこい勧誘はとことんしつこい場合があります。
このような記事をあると保険の勧誘自体があまりよくないように感じてしまうかもしれませんが、すべての保険勧誘が悪いわけではなく、その勧誘からとても良い関係を築いたり、そのときに加入した保険で救われることもあります。
また、相手も仕事ですし、契約をとることが大変であるということもわかりますが、最終的に勧誘を受けるかどうかは、あなたが冷静に考えて決めるべきことです。
もし、保険が不要だと考えているのであれば、きっぱりと自信をもって断りましょう。